紫緒の季(とき)和して地獄を読みにけり愛呼の季は地獄の季節
★ 瘋癲老仁妄詩 6701
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紫緒の季(とき)和して地獄を読みにけり愛呼の季は地獄の季節
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★★★ 『 失われし紫緒の季(とき)在り甦る愛呼の季を観想すべし 』 ★ 瘋癲老仁妄詩 6702 へどうぞ!!! ♪♪♯
若い頃は、ほんとうによく、本を読んでいました。
本を読むしか、外にすることもないみたいに。
あるいは、ほんの世界を通して生き方を探していたのでしょうね。
本を読まなくなって、もう随分長くなります。
どうして本を読まなくなってしまったのでしょう・・・
もう、生き方を探す必要もなくなって、
ともかくも、今を、生きるほかなくなっていったのでしょうか・・・
紫緒と一緒にさまざまな難しい本も読んでいました。
一緒に読む楽しさというものが大きかったのでしょうね。
本来、本は、独りで読むものなんでしょうけれど、
老仁は、愛する人と一緒に、本を読むことの面白さを覚えすぎて、
その人がいなくなると、本を読まなくなってしまったのかもしれません。
今、また、本が読みたくなってきました。
本を読むしか、外にすることがないみたいに。
あるいは、愛する人と巡り遭って、もう一度、愛する人と一緒に本を読む楽しみを甦らせたがっているのでしょうか・・・
遙かなる夢を追い求めようとしているのかもしれません。
観自在の世界で見る夢は、
果てしなく大きくなって、
わけもなく常道を逸して、
銀河の外へ飛び出してしまうほどなのですけれど・・・
銀河の外で見ている夢が今とここなのかもしれません。
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★★★ 『 柔らかき闇の居心地星降る野 』★瘋癲老仁妄詩 2802
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★★★ 『 儚さや今日の命を愛おしむ 』★ 瘋癲老仁妄詩 2601
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★★★ 『 古い時も、蘇る時も、重なり合って・・・ 』 ★ 瘋癲老仁妄詩 6001
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