もっと素晴らしい愛に変えるために
★★★ 『 マグダラのマリアも遊ぶ銀河郷 』瘋癲老仁妄詩 7003 より。 ♪♪♯
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もっと素晴らしい愛に変えるために
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老仁が大好きになる女人には、どこかにマグダラのマリアの面影が潜んでいるようです。
紫緒にもマグダラのマリアの匂いを嗅いでいました。
紫緒の時は、ムンクのマドンナが近かったのでしょうけれど・・・
若いのにあの倦怠はどこから来たものだったのでしょうか・・・
アンニュイは、
恋の魔窟の入り口なのかもしれません。
玄牝の門をはいると、
もう、ただ、ただ、たゆたう時の流れに身を任せてしまいます。
マグダラのマリアも、
普段は、アンニュイに充ちているようです。
生きることの悲しみが
時には生を投げやりにさせ、
時には生を呪いもし、
そして、やさしくなっていくのでしょうね・・・
あなたが地獄に墜ちたとき、
あなたが愛に屈することを想像することさえできませんでした。
地獄の中でこそ、
甦るあなたがいると信じていたのです。
けれど、生身のあなたは、
大きな傷を背負って、
再び心を閉ざしていくことになるんですね・・・
ほんとうは、
はじめっから、
心は開いていたのに、
あなたはあなたの世界を、
また、
新しく創り直していくのでした。
甦りの時を、
もっと素晴らしい愛に変えるために。
待ち続ける人を、
ひたすら信じて。
マグダラのマリアも遊ぶ銀河の外へ、
あなたも、もう一度、
遊びに来ればいいのに・・・
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★★★ 『 魂の交わる時空見つけたり夢もこの身の内に在りけり 』 ★ 瘋癲老仁妄詩 6506
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★★★ 『 ひらがなのあいはやわらかすいふよう 』 ★ 瘋癲老仁妄詩 5901
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★★★ 『 独り行くよ銀河の外は星ばかり 』 ★ 瘋癲老仁妄詩 5903
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