幻視する愛を貫け酔芙蓉
★。・。・゜♪゜・。・。★ 復刻瘋癲老仁妄詩 ★。・。・゜♪゜・。・。★
★★★ 『 幻視する愛を貫け酔芙蓉 』 よりの【 転載 】です。 ★★★
★ 復刻瘋癲老仁妄詩z07s073001
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幻視する愛を貫け酔芙蓉
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一日花の酔芙蓉。
切ないほどに燃焼しています。
早朝に、
純白の花を天に向かって咲き誇ります。
懸命な思いの熱さにか、
自ずから身は火照り、
気は充溢して、
ピンク色に染まっていくのです。
それは青空をひたすら恋う酔芙蓉の情念のように感じます。
そして、
恍と惚。
真っ赤に燃え尽きて、
凋落するのです。
たった一日の命のドラマが凝縮されています。
そんな愛があってもいいでしょうに。
明日は破滅しようとも、
今日一日、
命の限りに愛し合えたらどれほど幸せでしょうね。
もう、明日は要らない。
けれど、
命を落とすことはありません。
命を落とさないから、
一日花の燃え尽きる愛は、
私には起こらないのでしょうか・・・
あるいは、燃え尽きることのない、
そして、酔芙蓉の切なさを持った愛を、
持続する愛を、
求めているのでしょうか・・・
それは、儚い夢ではありませんよね・・・
私に起こらなかっただけで、
どれだけの人たちが、
そんな持続する誠の愛を生きてきたことでしょう・・・
そんな生きられた愛を
もういちど辿り直して、
心に、確かな愛を築いていこうと思います。
万葉の心に、
その一端を見ようと思います。
万葉の流れの中で、
私の一生もまた、
酔芙蓉の一日に似ているのでしょうね・・・
★。・。・゜♪゜・。・。★ そのまんま575で交心 ★。・。・゜♪゜・。・。★
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