★ 瘋癲老仁妄詩 13401
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冬の日に託する心水鏡
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家を出る頃は、ほんとうに無風で、
堀が、鏡のように美しく、朝日を映していました。
三潴まで来たとき、すこし、風が出てきましたけれど、
ここで写真を撮りました。
水鏡が太陽を少し揺らしていましたけれど、
その揺れの中から、
異時空の扉も現れるような、
そんな魅力も見つけ出すことができます。
朝日は眩しすぎて、直視できませんけれど、
水鏡に映った朝日に、
願いを込めて、心を預けます。
どうぞ、この心を届けてください。
心を預けたので、
空っぽの心で、出勤です。
青年たちの心がどれほど雪崩れ込んできても、
溢れ出さないように、
重くならないように、
青年たちの心を一緒に運べるように、
心を空っぽにするのでした。
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★★★ 『 風狂を発起して秋深み行く 』 ★ 瘋癲老仁妄詩 5706
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★★★ 『 ひらがなのあいはやわらかすいふよう 』 ★ 瘋癲老仁妄詩 5901
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★★★ 『 残り火を抱いて狂おし深む秋 』 ★ 瘋癲老仁妄詩 8702
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